2021/4/30
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陰謀説 福井県のベテラン県会議員が陰謀説をネットに掲載されています。ずいぶん前にネットで読んで面白いというかばかばかしいと思っていたら、今日の新聞にこのような陰謀説を信じている人が意外とたくさんいるということでした。「ワクチンは殺人兵器、打つな!」と自分の広報誌(議会だより)に掲載し支援者に配布していたそうで、議会に抗議や疑念の声が複数寄せられ、所属会派の県会自民党は厳重注意したようですが、本人は抗議されても止める気はないようです。他に「新型コロナ騒動は『闇の勢力』が計画した」とし、「人類初の遺伝子組み換えワクチンで『殺人兵器』ともいわれている」「ワクチンを打てば5年以内に死ぬ」などと書いているそうです。新聞には、アメリカでもトランプ大統領の選挙などで陰謀説が根強くあり、どうしてそうなるのかと、以前陰謀説を信じていた人に聞いてみると、最初は記事やネットなどで興味を持ち、そのことに関連する情報をいろいろと追いかけるうちに信じ込むようになり、思い込みも強くなっていくようです。気付くのに相当な時間ときっかけが必要とのことでした。宗教にのめり込むのも、マルチなども同じなのかも知れません。ある意味、「信じるものは救われる」ように本人たちにとっては、心の拠りどころなのかも知れません。私もこの頃よく武田邦彦さんのブログを聞きます。武田さんは科学者なので数値などを用いて理論的に説明されるけど、すべてが正しいと思っていない冷めた自分がいるのでうまくバランスが取れているのかも・・・夢中になれることを羨ましいと思うこともあるけど、内容によりますね。 専制主義 バイデン大統領が、「中国の習近平国家主席は、世界で最も重要で影響力のある国になろうと真剣に取り組んでいる。彼をはじめとする専制主義者たちは、民主主義は合意を得るのに時間がかかりすぎるため、専制主義に対抗できないと考えている。」と述べられています。中国は共産党の一党独裁、独裁政治だと思っていたので違いを調べてみました。専制主義とは、身分が確立していて、支配者と国民との間に差があり、国民は政治に参加する権利がない状況をいう。独裁政治とは、一個人や一党派が絶対的な権力を持つ政治体制をいうが、民主的な手続きや国民の支持は形式上であっても尊重する。ということで、中国は独裁政治ではなく、専制主義だということがわかりました。安倍さんは独裁者になるのかな?独裁者が強くなりすぎると弾圧などの行為に走ることがあり、まさに今のミャンマーの状態ですね。これらの対義語として民主主義があり、国民が主権を持ち行使する政治です。コロナ禍が収まらず私権制限が話題になっているようですが、悩むところなのでしょう。 |
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