2024/8/13
|
|
広島に行きました |
|
今年も暑い夏が続いています。毎年暑くなる頃に新聞やネットなどで、戦争について書かれることが多くなり、8月になると長崎、広島の原爆について語られ、8月15日の終戦へと毎年繰り返されています。 今まで、何度か広島に行ったことはあるのですが、原爆ドームと原爆資料館は避けていました。昔、原爆についての写真や絵は見たことがあるのですが、「はだしのゲン」を読み始めて、怖くなり、悲しくて・・・途中で読むのを止めてしまいました。それ以来、気持ちが避けていました。ただ、いつかは行こうと思っていましたので、急に思い立ち、8月4日に日帰りで行ってきました。原爆資料館は見学者がいっぱいで、外国人も多く、ひとつひとつの展示や説明を熱心に食い入るように見ていて、なかなか前に進みませんでした。 もう20年ほど前になりますが、仲人さんから手紙をもらいました。もう会社を退職されていたので、今の私と同じくらいの歳だったと思います。その中に、大学の学徒動員で乗っていた汽車が、長崎の手前の駅で空襲による待機をしている時にすごい光と爆発を経験されたそうです。その時にはケガはなかったようですが、以来ずっと原爆、被ばくを忘れることはなかったそうです。周りに被ばくを知られないように、また生まれてくる子どもは大丈夫か、何かで体調が悪くなると発症するのではないかと、ずっと怖かった、心配だったと。幸いこの歳まで何もなかった、「やっと、ほっとできる」とありました。 そして、「子どもや孫たちのためにも、絶対に戦争はいけない」と。
|
|