2021/10/27

「選ぶ」のは難しい

誰を「選ぶ」

投票日まであと4日、選挙が公示される前より、静かになったような気がします。みんなが無関心なのかと言うとそうでもないような気もするが、やっぱり静かです。身近な所から政治を考え、候補者や政党の政策をじっくりと考えているのかも知れませんと思いたいが。今頃気づいてもと思うが、岸田首相の「人の話をよく聞く」は「人の話をよく聴く」ではないのか?自然に聞こえてくる音や雑音などと人から話を「聴く」のは違う。それとも、心では「聴かない」ということなのか?

普段、政治や政治家に興味を持っていなかったら、どうやって「選ぶ」のだろうと、ふっと、思った。自分の昔を思い出してみたら、関心がないことが多く、投票に行かない、その時に気になることがあったら、また誰かに頼まれれば行くぐらいで、その場合でも、その候補者のことはほとんど知らなかったとなる。自分が若い時そうだったから、今の若い人たちも、たぶん、変わらないだろうなと、思う。いろんな候補者や政党の政策を聞いても、どこか自分には関係ないような、「自分事」ではないと思う人が多いのでしょうね。そもそも聞かないのかも。

選択的夫婦別姓や同性婚が議論されているが、なぜ反対するのかがわからない、というか、私には反対する理由がないし、直接影響があるとも思っていないので、当事者が望むなら認めるべきではないのかと思っている。認めるとどんな不都合があるのかわからないし、また、このことが何で大きな議論になっているのかがわからない、私に知識がないからなのか?というようなことが他にもいろいろとある。いろんな手当を厚くしろとか、防衛にもっと力を入れろとかになると、予算や人それぞれの考えなど、また経験や知識によって違ってくる。国民に公平、公正であって欲しいが、支持者や支持団体によって違ってくるので難しい。

個人的に今の私の「選ぶ」基準は、「子どもたちや孫たちにとって、将来が安全で安心して暮らせる日本であって欲しい」と願っています。それを実現できるところを選びたいと思っているが、どこ、誰だろう・・・

平気でうそやきちんとした説明ができない、そして「国民は馬鹿だ」と見下しているような人は選びたくない。