2021/11/1
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日本は変わるのか・・・ |
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衆院選挙 昨日で衆議院選挙が終わり、今朝、確定を見ました。自民党の議席は減ったが予想より少なかったようです。立憲はもう少し伸びるのかと思っていましたが、比例でずいぶん減らしたようです。いろんなところで波乱もあったようですが、個人的には辻元議員は残念でした。はっきりとものを言い、女性議員として存在感のある人でした。女性議員の数を増やせといわれるが、女性であればいいだけではありません。しっかりとものを言い、自分の立ち位置を理解し、議論ができる人がたまたま女性だったという人が増えるのは大いに賛成です。男性でも信念がなく、ふらふらと都合のいいようにしか考えない人がいます・・・ 世代交代 テレビで今回の選挙を「一言」で言えばと、解説者に質問をされて、その回答で「世代交代選挙」と答えた方がいました。いつも政治家の「世代交代」「若返りが必要」だと言われます。私もいつも若い人に政治家になっていろんなことを考えて、時代に合った政策を実行してくれれば、もっといい世の中になるのではと思っていましたが、今回、「世代交代」と言う言葉に違和感がありました。 今回の自民党の新人議員は90名ほどいて、その30名ほどが二世議員だそうです。それで「世代交代」というのが出てきたのでしょう。違和感の理由ですが、私は若い人の力が必要だと思っていましたが、今回当選した若い人たちは、議員になったからには、1~2期、または3期くらいで辞める人はほとんどいなくて、ずっと議員をやろうとするでしょう。そして議員が家業(職業)になり辞められないのが現状でしょう。少し優秀な人は、議員をやめても、落ちても大学の講師などになるけど、これは一部の人で議員にしがみつくしかありません。今いる連続当選の各党の重鎮も昔は若手でした。若い人が台頭してくると外から見ると活性化になるが、中にいる人は追い出されるのではと危惧するでしょうね。だから自分の居心地のいい居場所を守ろうとするのでしょう。「世代交代」がバランスよくできればいいのですが。そのためには議員の定年制を考慮すべきと改めて思いました。 今回の日本維新の会の躍進も若い人たちの台頭が若い層からの「革新」のイメージが支持されたのではと、考えます。年配(年寄り)の政治家が「革新」「改革」といっても若い人たちはどう思うかです。 民主党が政権を取った時に、若い人たちが中心になると、日本は変わる、変えられるのではとの思いを強くしたのですが、残念ながら古い人たちが出て来たのにがっかりしましたのも思い出しました。 10数年前に伊丹空港で、石原伸晃氏が行革大臣だったか?SPと数人の人に囲まれて颯爽と歩いていました。カッコよかったし、日本の将来を期待しました。今回は落選されるとは、隔世の感があります。昔、杉並のある会社の社長と話をしていたら、「ここは石原伸晃の地盤だ、だけど地元であの人に何かを頼んだことはないし、たぶん、頼んでも受け付けるような人ではない。(当時は、清廉潔白という意味で)だけど、地元の人たちは(これからの日本を)彼に期待している」と言われていたのを思い出しました。清廉潔白だったのかどうかはわからないが・・・?
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