2022/3/18
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浦島太郎を調べてみたら |
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人道的な戦争? 朝テレビを見ていたら、「人道的な戦争というのはあるのか?」という話がされていました。戦争だからどちらも状況が厳しくなると、人道的なことは考えられなくなるのでは、とのこと。先日の新聞で、太平洋戦争で日本を攻撃する司令官が早く戦争を終結させるため、戦意を喪失させるために民家への爆撃を始めた、当初は爆弾を落としていたが、日本の家屋は木造なのでガソリンをゼリー状にした焼夷弾を開発して大量に落とした。その時「この戦争は必ず勝たなければならない、そうしないと私は戦争犯罪者として罰せられるだろう」と言っていたそうです。3月20日は東京空襲があった日、10万人近くが亡くなったそうで、その遺体の多くが今の都内の公園に集められ埋葬されたようです。戦争経験のない世代だけど、戦争はひどい、絶対にないことを願う。 浦島太郎の教訓 今朝、ふと、昔話にはいろんな教訓があるがと思いつき、「桃太郎」は戦いでの役割、キジは情報、偵察でサルは知恵、戦略を立て、犬は戦う兵士と言われている。「金太郎」は弱肉強食、強い者が勝つ、「うさぎとカメ」は、油断するなとか「、花咲か爺さん」は、同じことをやっても結果は違うとか・・・それで「浦島太郎」は?最初の部分は、困っている者を助けると良いことがあるということだと思うが、その後の玉手箱はなんだろうと。調べてみると、浦島太郎の原作は、鎌倉時代から江戸時代の短編集「御伽草子」にあり、明治時代に童話作家の巌谷小波(いわやさざなみ)さんの「日本昔噺」がもとになっているそうです。 あるところに浦島太郎という人がいました。海辺で子どもたちが亀をいじめているのを見つけ、助けてやります。亀はお礼にと、太郎を背中に乗せて海底にある竜宮城へ連れていきました。そこには美しい姿をした乙姫がいて、豪華な食事を出して手厚くもてなしてくれました。楽しい時間を過ごしていた浦島太郎ですが、そろそろ元来た場所へ帰ることを告げます。すると乙姫は、「絶対に開けてはいけない」と伝えたうえで玉手箱を手渡してくれました。 浦島太郎が地上へ帰ると、あるはずの場所に家はなく、知っている人も誰もいません。あたりを調べてみると、太郎が竜宮城へ行っている間に、とてつもなく長い時間が経過していたことがわかりました。さらに浦島太郎は、乙姫からの忠告を忘れて玉手箱を開けてしまいます。中から白い煙が沸き上がり、浦島太郎は白髪と皺だらけのおじいさんの姿になってしまいました。 浦島太郎にはその後があり、原作の物語です。 では浦島太郎の原作だといわれている、『御伽草子』に収録されている物語のあらすじを紹介していきます。あるところに浦島太郎という漁師がいました。ある日亀を釣り上げてしまい、かわいそうに思って逃がしてやります。数日後、ひとりの女性が船で浜に現れ、漂着してしまったので自国に連れ帰ってくれとお願いしてきました。2人で船に乗り竜宮城に到着すると、女性は浦島太郎に夫婦になろうと言います。太郎はそのまま竜宮城で3年の時を過ごしました。 ある時浦島太郎は、残してきた両親のことが心配だとして、帰りたい意志を告げます。女性はそれを承諾し、自分があの時助けてもらった亀の化身だと明かしました。そして、絶対に開けてはならないと伝えたうえで、「かたみの筥(はこ)」を手渡します。浦島太郎が地上に戻り、出会った老人に両親の居場所を尋ねますが、なんと700年も昔の人で、近くにお墓があると言われてしまいました。浦島太郎が竜宮城で3年を過ごしているうちに、地上では700年の歳月が過ぎていたのです。絶望した浦島太郎がかたみの筥を開けると、紫の雲が立ちのぼり、太郎は老人の姿になってしまいました。さらにその後は鶴となり、「蓬莱山」という仙人が住むといわれている理想郷へ飛び立ちます。 同じ頃、竜宮城の女性も亀へと姿を変え、蓬莱山へと向かうのでした一説によると、ここから鶴と亀は縁起物であるという風習が広まったともいわれています。 また『御伽草子』以外にも、『丹後国風土記逸文』『日本書紀』『万葉集』などで「浦島子」の伝説が伝えられています。これらの文献では浦島太郎が鶴になる記述はありませんが、亀が女性に姿を変えて太郎と結婚するというストーリーは共通しているそうです。 (ネットの浦島太郎にはその後があった!原作の物語と玉手箱の謎、学べる教訓を考察から抜粋しました) いろんな物語も少しずつ調べてみたら面白いのではと思っています。 |
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